2010年12月06日

後継者の育成が問題です!!

・活動日:2010.12.6.(月)
・受入れ先:青木 様 (小田原・石橋地区)
・作業内容:青島みかんの摘み取り

・活動概要:
12月に入り気温の低い日が続いていましたが、今日は暫くぶりの安定した晴天の中で、小田原で多く栽培されている柑橘類のエースとも言われる「青島みかん」の摘み取りです。青島みかんの収穫時期は大体12月です。収穫した果実をサイズ別に選別して暫く貯蔵した後、酸味が抜けるのを待って12月から3月に出荷する種類で、今の時期に八百屋さんの店頭で良く見掛けるみかんです。

摘み取り作業は6月のバレンシアオレンジを経験しており、作業内容は判っていました。今日もいつもと同じように相模湾を見渡す畑でしたが、斜度が20〜25度くらいに感じる急斜面で、今回はさすがに脚立に登っての作業は手が出せませんでした。

現場に着いて先ず驚いたのは、3〜4mの木にびっしりと付いたみかんの実の多さです。更に、大きな樹の場合の収穫量が、約20sを入れる大型のプラスチックコンテナ(縦X横が約70×45cm、深さ40cm) に多い場合には6〜7杯も収穫でき、即ち120〜140sの重量になると聞き、驚きました。収穫したみかんの入ったコンテナを、50〜60pの高さに固定された幅が6〜7pの特殊なギザギザの歯が付いたアプト式モノレールの上を走る小さなエンジン付きのトロッコの荷台に、6箱づつ積み込みます。そして、急斜面のレールの上をノロノロと這うようにして登り、急斜面に建てられた貯蔵用の小屋まで運び上げて運び入れ、空になったコンテナを作業場所まで運び降ろします。もちろん上り下りの作業は、青木さんの運転です。

そして作業はこれで終わりではなく、山の上の貯蔵用小屋と、海岸沿い(国道135号線沿い)にある青木さんの出荷場の貯蔵倉庫での作業が続きます。
収穫したコンテナには、大きい物は直径が約10〜12p、普通の物で7〜8pのみかんがぎっしりと詰まっています。これをこのコンテナのまま貯蔵するのではなく50×100pの木製のトレーにサイズ別に選別して移し変え、更にトレーを保管庫の中の一段づつに分けられた20〜30段の棚に入れて貯蔵します。このトレーに移し変える作業は一日に収穫した数百キログラムのみかん一つ一つが相手で、時間が経つとコンテナの下の方のみかんは重量で潰れてしまい商品にはならなくなるので、時間との勝負にもなります。

このように、一見簡単な様に思える摘み取り作業も関連するいろいろな作業があり、直接的には荷物運びに必要な大きな労力と、危険が隣り合わせの作業とは想像も出来ず、今回は良い経験をさせて頂きました。それと同時にみかん栽培は体力と人手を必要とする作業が多く、高齢者では体力的に対応が難しくなる作業ばかりで、今一次産業で問題となっている後継者の育成が、ここでも問題となる事が理解できました。

青空の下のみかん摘み取り作業は絶好のストレス解消に・・・、などと気楽に思っていた自分が恥ずかしくなった今日の作業でした。

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PS:一つづつ慎重に枝から切り取りましたが、時にはつかみ損ねて落としてしまう事もあり慌てましたが、例え柔らかな枯草の上にでも、一度落ちた物は、果皮に細かいキズがついてしまうので収穫の対象外とするとの事です。考えると、今日一日の作業でスーパーで売っているみかんのネット一袋分くらいをロスしてしまったかも知れません。 ・・・もちろん作業の途中で落としてしまったみかんは、休息の時に回収しておいしく頂きました。

また、作業は屋外が中心なので、いつも安心して作業ができる安定した晴天を選んで声を掛けて下さる青木さんに感謝します。
今日一日、どうもありがとうございました。
posted by 食とみどり at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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